翠嵐・平沼交流戦で凱歌!
昨年より2年間にわたり実施されている翠嵐高校・平沼高校の交流事業の一環として、野球部では現役チーム同士とOBチーム同士の対抗戦が、11月22日(土)に平沼高校グラウンドで開催されました。本来11月9日(日)に予定されていましたが、前夜からの雨が続き延期されたものです。
土曜日開催となったためOBチームは両軍とも選手集めに苦労したものの、6回戦での実施や投手の年齢制限を緩和するなどにより無事開催に至りました。
好天に恵まれた当日、平沼高校野球部OBOG会前会長・早福久雄氏(高校12回)の始球式で9時30分プレーボール。先攻の翠嵐OBチームは走者を出すものの3回まで無得点。一方、こちらの先発、選手団最年長の小嶋投手(高校29回)は、歯科医院を午前中休診にした甲斐もあり、2回を無安打無失点に抑える好投。この間高橋捕手(高校33回)は平沼走者の2盗を自慢の強肩で阻止!二番手山本投手(高校43回)も横手からのスライダーを武器に相手打線を翻弄、3回に右前タイムリーで2点を献上するも、2併殺で締めてくれました。
さて攻撃陣は、4回に敵失に乗じて同点とすると、5回は先頭打者の振り逃げをきっかけとした一死満塁から、代打の切り札横越選手(高校32回)が執念の一振りでセンター前へ勝越し打を放ちます。続くOB会副会長の和気選手(高校38回)も気合十分、1ボールからの2球目を狙いすましてバット一閃、右中間へ殊勲の2点タイムリーとなり、先輩方の応援団、ベンチも大いに盛り上がりました!
5回裏一死から登板の選手団最若手、松田投手(高校59回)は速球を中心に上位打線を抑え、最終6回裏の締めくくりは、ワールドシリーズを彷彿とさせる1-6-3のダブルプレー!5対2で昨年の雪辱を果たしました。3投手の好投、3併殺で無失策の守備陣、そして繋いで繋いで集中力を発揮した打撃陣、見事な勝利でした。
午後おこなわれた現役チームの戦いもOB会チーム同様、リードされて迎えた終盤に逆転、9対4で翠嵐の勝利となり、これで他クラブも含めた年間のポイント争いを逆転したとのことです。
開催にご尽力いただいた両校の先生方、翠嵐会・真澄会の皆様に感謝申し上げますとともに、両OB会の選手・役員に敬意を表します。ありがとうございました。
翠嵐選手団は下記の通りです(敬称略・カッコ内は卒業回)。
小嶋(29)/横越・北山(32)/高橋(33)/篠田・和気(38)/田中・松本(39)/河原木(41)/山本(43)/松田(59) 監督:富士(32)/スコアラー:芝崎(25)
高校23回金子が悲願の初制覇!第33回親睦ゴルフ大会を開催
第33回親睦ゴルフ大会は、14回から38回卒業の23名が集結、10月16日「千葉夷隅ゴルフクラブ」西~東コースで開催されました。未だかつて、少なくとも過去10年間、傘を差しながらプレイした記憶がないこの大会ですが、ついにその日が来たかというスタート前の驟雨でした。ゴルフバッグから探し出したレインウエアをガサゴソと着込む選手や、「プライベートなら間違いなく中止だな」と呟く選手も…。
幸いスタート時刻には小降りとなり、その後は雲が多いものの、時折薄日が差してほっとしているとまた小雨、といった気まぐれな秋の空に翻弄されながらも、なんとか無事に全員完走となりました。
そんな中、本人は「やれやれ、やっとか…」といった反応、常にステディなプレイで上位に食い込みながらも、ダブルペリアのトラップで未勝利だった23回の金子和己選手が初優勝を飾りました。おめでとうございます。
ドラコンは最年長14回杉山と札幌・仙台の名門コースで無茶振りを繰り返している32回北山俊彦、ニアピン14回杉山・20回佐々木・23回金子・38回吉田の各選手が獲得しました。
出場選手は以下の通り。14回:杉山/16回:杉浦・城戸・二川・大谷/17回:五十嵐・長倉/18回:中尾/20回:佐々木/23回:金子/24回:白倉/29回:小嶋・幸田/30回:金原・古森/31回:鎗田/32回:富士・横越・北山/33回:高橋・鮫島/38回:和気・吉田。
次回、来年春の大会は千葉夷隅ゴルフクラブで4月23日(木)に開催が決まりました。出場のご希望などは、野球部ページトップの「野球部OB会へのご連絡はこちら」からお願いします。
新チームがスタート、秋の県大会へ進出!
高校78回15名の皆さんが現役を引退、新チームがスタートしました。2年生8名と1年生13名は、8月16日に開幕した秋の大会、3チームのブロック予選(会場:慶応義塾高校グラウンド/横浜北・川崎地区)に臨みました。
初戦の対連合チーム(菅・新栄・東)戦では、毎回のように塁上を賑わして着々と加点、記念すべき新チームの公式戦初勝利を7回コールド10対1で飾りました。続く2戦目の対霧が丘高校戦でも先発全員安打の活発な打撃を発揮し、10対4で予選2連勝、慶応高校と共に早々と県大会進出を決めました。ブロックのトップ通過をかけた対慶応高校戦は3回まで2対4と食らいつくも、その後四球にタイムリーエラーもからんで2対12で敗戦となりました。
予選2位通過となるも、これで昨年の春・秋、今年の春に続く4大会連続の県大会出場を決めました。これは近年になかった快挙で、飯島監督は、「春・秋の県大会出場は当たり前にする」と仰っています。
予選2位通過同士となる県大会1回戦では、横浜商大高校との対戦となりました。会場は商大グラウンドで完全アウェーの中、77回78回も含む多くの保護者会の皆さん、OB会メンバーも現地での応援に臨みました。先発のエース下村君が緩急を駆使して商大打線を翻弄、5回までは0対1と互角に展開していましたが、6回やや疲れが見えた下村君がピンチを招き大村君にスイッチ、四死球に失策が重なって防戦一方の展開、残念ながら6回コールドゲームでの敗戦となりました。
78回の3年生がレギュラーを多く占めていた後のチーム作りはまだ端緒についたばかり。その中で県大会に進出した自信と経験を活かして、春までの半年間を大切に丹念に過ごし、一回りも二回りも大きくなって春を迎えてください。OB会の皆様、引き続き声援をお送りください。
「美なりや翠嵐」!夏の大会 応援ありがとうございました
第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会が、連合20校6チームを含む、172のチームが参加して7月7日に開幕いたしました。2012年夏から認められた部員不足の学校による連合チーム数は今年、全国で439校155チームとなり過去最多を更新しています。少子化と野球部員減少を背景にした制度ですが、幸いなことに翠嵐野球部員はこの夏36名、いつまでも単独チームで出場して欲しいものです。
さて母校野球部は、7月12日(土)俣野公園・横浜薬大スタジアムで、県立松陽高校との初戦(2回戦)を迎えました。2年連続して夏の大会4回戦に進出している松陽高校は、さすがに攻守にまとまりのある好チームで、キレのあるストレートを投げ込むピッチャーと動きのいい守備陣の前に、7回裏まで1得点に抑えられました。我チームは、エース桒田君から田中君へスイッチし3失点と踏ん張って終盤8回裏へ。
途中出場の角君と4番武井君の連打で口火を切りチャンスメイク、相手守備の乱れに乗じた得点後、極田君の同点打、キャプテン藤岡君の四球、唱君のダメ押し打など打者一巡で4得点!5対3の見事な逆転で 3年ぶりの3回戦進出を果たしました。「美なりや翠嵐」がグラウンドに流れ、スタンドに詰めかけたOB/OGは保護者会・現役生徒の皆さんと、声高らかに歌いました。
第2シード校立花学園(旧松田高校)との3回戦は、7月15日(火)相模原球場、全国的に不安定な天候で1時間遅れのプレーボールとなりました。1回表、藤岡君の2ベースに、唱君がグラウンドコンディションを見据えた見事なセーフティバント、木之村君四球で無死満塁。その後2死となりましたが、2年生勝山君が見事なセンター前適時打、先制点!
しかし、さすがに地力に勝る第2シード校、1回から5回まで鋭いスイングで毎回の15安打11得点と、桒田君・田中君・佐伯君とつないだ投手陣を攻め続け、一方、翠嵐打線も2回からは1安打に封じられ、今年の夏は幕を閉じました。
両日とも多くのOB/OGが詰めかけ、また現役にとどまらない保護者会の方々、ブラスバンドを始めとした現役生徒の皆さんから多くの声援をいただき、現役諸君は、この環境で大好きな野球をできる幸せを感じたことでしょう。78回の15名の選手諸君は、これから待っている新しいステージへ向けて奮闘してください。きっと皆さんなら乗り越えて行かれることでしょう。来春、OB会新メンバーとしてお迎えするのを楽しみにしつつ、新チームに期待を寄せ、変わらず声援を送り続けたいと思います。
末筆になりましたが、今春から指揮を執ってくださった監督の飯島先生、10年目のご指導となった臼井先生をはじめ学校関係者の皆様、日々選手を支えてくださった保護者会の皆様、本当にありがとうございました。また、3月まで7年間にわたりチームを育ててくださった前監督吉水先生にも、この場をお借りして御礼申し上げます。






