平成27年10月30現在

翠嵐支援基金創設について

会長 江成 正彦(高29回)

基金創設の背景

翠嵐会は会員の皆さまの会費によって運営されています。会費は翠嵐会報発行やホームページ・フェイスブック等を通じたコミュニケーション活動、音楽や美術を通じた文化交流など様々な会員相互の親睦向上に使われています。加えて、横浜翠嵐高校の文化祭、体育祭、翠嵐時報、部活動、国際交流補助などの生徒の支援にも使われています。お陰様でこれらの活動は年々活発化しており、さらに新しい企画などの提案も出されております。一方、学校や在校生たちにもっと充実した支援ができないだろうか、という声が多く寄せられるようになりました。

翠嵐会財政の現状

それを実現するには今までより多くの資金が必要となります。平成26年度の会費収入は350万円に対して支出合計は617万円(委員会口座等へ振替分を含む)でした。このように毎年の収支は赤字が続いております。会員の増加に伴い翠嵐会報の発行・配付だけでも310万円の費用がかかっています。

会計分離とファンディングについて

そこで、今後は翠嵐会の会計を、会員相互の親睦に供する予算と、学校や生徒を支援する予算とを分けて管理していくことにいたしました。具体的には学校の教育・文化・スポーツ活動に対する基金として、平成27年5月16日開催の総会において「翠嵐支援基金」の創設が承認されました。学校、PTA、翠嵐会で組織した創立100周年記念事業実行委員会(平成27年9月解散)より、事業の剰余金をこの「翠嵐支援基金」に寄付していただくことになりました。今後は会員の皆さまを対象に寄付金を募ってまいります。

支援方針と運用結果の公開の原則

「翠嵐支援基金」は翠嵐高校や現役生徒達を支援する目的のみに支出し、その使途は翠嵐高校と調整の上で決定いたします。基金額の進捗にもよりますが、留学やスポーツなど箱物ではない支援にも充てたいと考えています。使途や金額は会報、ホームページ等で原則として公開いたします。

寄附を通じた学校支援のお願い

会費は会則に則り、年会費又は終身会費をお願いいたしますが、会費とは別に寄付のお願いをいたします。もちろん寄付は強制ではございません。平成27年発行の翠嵐会報第29号に同封する振込用紙にて受付を開始いたします。会員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。