現会長白倉初制覇!第31回親睦ゴルフ大会を開催

第31回親睦ゴルフ大会

10月17日、第31回親睦ゴルフ大会が、アキアカネ飛びかう「千葉夷隅ゴルフクラブ」西~東コースで開催された。今年3月の豪雨により、ICからの2経路とも迂回を余儀なくされた道中ではあったが大過なくティオフとなった。不安定な天気予報のままに、低い雲が広がりながらもなんとか持ちこたえてくれ、皆ホッとした次第。今回は、29回幸田雅弘選手が初出場、14回から38回卒業の23名でのコンペティションとなった。

24回白倉仁

そんな中、本人は不満のラウンドとうそぶくも、ダブルペリアの恩恵に浴して初優勝を飾ったのは、現OB会長24回の白倉仁。過去16大会を運営してきたご褒美か。

初出場の幸田が見事にドラコンとニアピン、伏兵32回井川淳司がドラコンを、16回二川雄次郎、33回の高橋誠と吉澤俊明が見事にニアピンを獲得した。

出場選手は以下の通り。14回:杉山/16回:杉浦・城戸・二川・大谷/17回:五十嵐・長倉・神谷/20回:佐々木/23回:金子/24回:白倉/25回:芝崎/29回:小嶋・栗木・幸田/30回:金原・古森/31回:鎗田/32回:井川/33回:高橋・吉澤/38回:和気・吉田

次回、春の大会は千葉夷隅ゴルフクラブで4月10日(木)または17日(木)に開催する予定です。日程は11月中にお知らせいたしますので、出場のご希望などは、野球部ページトップの「野球部OB会へのご連絡はこちら」からお願いします。

夏の大会 応援ありがとうございました

第106回全国高等学校野球選手権神奈川大会が、連合23校6チームを含む、168のチームが参加して7月7日に開幕いたしました。2012年夏から認められた部員不足の学校による連合チーム数は今年、全国で385校128チームとなり過去最多を更新しています。少子化と野球部員減少を背景にした制度ですが、翠嵐野球部員はこの夏33名、いつまでも単独チームで出場して欲しいものです。

さて母校野球部は、7月10日横須賀スタジアムで、横浜瀬谷高校相手に1回戦を勝ち上がってきた金井高校との初戦を迎えました。

春の大会で強豪横浜創学舘を1失点に抑えるなど、前評判の高い相手校エースに対し、我がチームは1回表から果敢に攻め立て、盗塁も絡めた攻撃で幸先よく2点を先取しました。翠嵐のエース金子君は立ち上がりやや不安定な中、相手の好走塁もあり1回と2回に1点ずつを失い、同点のまま4回裏金井高校の攻撃を迎えます。1アウト後、内外野の間に落ちるポテンヒットが2本に死球と犠牲フライがあったものの、野手の連携ミスが続き、スタンドも呆然とする中、なんと5点を献上してしまいました。6回表からは相手ピッチャーの継投にも阻まれて回は進み、最終回、ワンアウト1・2塁のチャンスを作るも、ショートライナーで併殺、今年の夏は幕を閉じました。

多くのOB/OGが詰めかけ、また現役にとどまらない保護者会の方々、ブラスバンドを始めとした現役生徒の皆さんから多くの声援をいただき、現役諸君は、この環境で大好きな野球をできる幸せを感じたことでしょう。77回の11名の選手諸君は、これから待っている新しいステージへ向けて奮闘してください。きっと皆さんなら乗り越えて行かれることでしょう。来春、OB会新メンバーとしてお迎えするのを楽しみにしつつ、新チームに期待を寄せ、変わらず声援を送り続けたいと思います。

末筆になりましたが、ご指導くださった臼井先生・吉水先生をはじめ学校関係者の皆様、日々選手を支えてくださった保護者会の皆様、本当にありがとうございました。

翠嵐野球部OB会

横浜翠嵐高校野球部のOBも600名を超える数となった。OB会の名簿では昭和10年卒業生(中学17回)より記録があり、昭和9年の第20回の全国高校野球選手権大会神奈川大会より、神二中での出場試合結果が記されている。

戦後の昭和27年第34回大会では初のベスト16になり、昭和36年の第43回大会では初のベスト8になった。その年は、高校14回の熊木正毅主将を中心に、高校15回の田中則夫投手、石井淳一捕手のバッテリーの活躍で横浜高校を2対0と倒しベスト8に進出し、次の武相高校と3対3の息詰まる熱戦を展開し延長12回にサヨナラ負けを喫しベスト4進出を逃した。当時の監督には高校11回の小川泰祐氏が采配された。

その後、昭和53年の第60回に大会ベスト16へ進出。愛甲猛擁する無敗の横浜高校(渡邊元就監督)が全国制覇した昭和55年春の市長杯では、県立高校である本校が2対1で勝利した。くじ運次第では上位進出もと思われていたその年の甲子園の夏の大会の予選、香椎瑞穂監督率いる日大藤沢に緒戦で惜敗したものの、「翠嵐、日藤に肉薄」「泣くな翠嵐」と各メディアは大きく報道した。

平成2年の第72回大会にベスト16へ、そして平成4年の第74回で2度目のベスト8に進出した。また、平成8年の第78回大会、平成9年の第79回大会と連続してベスト16に進出し、翠嵐のベスト16は近年野球部の夏の大会の目標となっている。

選手の父母会も非常に活発で、帽子やタオル、ウチワ等の応援グッズを工夫され、夏の応援席では生徒と共に激烈な応援がなされている。一方、夏のスタンドの名物であった応援部がかなり長い間結成されず今一つ寂しい思いが続いていたが、校歌祭に出演している応援部の指導で、久方ぶりに応援団が結成され、スタンドではひときわ声援が盛り上がり、野球部の選手諸君も励みになっている。

野球部OB会は20年程前に結成され、初代会長に中学17回の北陽平氏、高校2回の井上清栄氏、高校3回の宇佐美昭八氏、高校4回の菅沼正直氏、そして高校16回の杉浦武胤氏に引き継がれて現在に至っている。OB会は毎年6月の第一日曜日に総会を行い、生徒諸君への激励と共に毎年50万円以上の用具等の支援を行い、野球部の活動に支障のないよう応援を続けている。

また、平成21年より希望が丘、翠嵐、緑ヶ丘、平沼、立野の県立五校によるOB対抗戦(ツースリークラブ)が開催され、他校OBとの親睦も深めている。概ね50歳以上のOBが年一回秋にトーナメント戦を行っている。『翠嵐』の文字が入った現役時代とそっくりなユニフォームも新調し、優勝を目指している。

OB会の更なる発展の為にも仲間を誘い、いろいろな行事に参加していただきたい。