大森 美香(おおもり みか)

脚本家、演出家 / 本名:大森 美香 / 卒業回:高42回

プロフィール

福岡県生まれ。テレビ局勤務を経て、脚本家になる。

2005年フジテレビ系連続ドラマ「不機嫌なジーン」で第23回 向田邦子賞を史上最年少で受賞。2016年連続テレビ小説「あさが来た」で第24回 橋田賞を受賞。2017年「眩(くらら)~北斎の娘~」で文化庁芸術祭大賞や東京ドラマアウォードグランプリを受賞。脚本家のほか、映画監督や小説家としても活動中。

テレビ脚本の代表作に「カバチタレ!」「ロング・ラブレター~漂流教室~」「ランチの女王」「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」(フジテレビ)、「きみはペット」「エジソンの母」「里見八犬伝」(TBS)、「ニコニコ日記」「風のハルカ」「聖女」「この声をきみに」(NHK)、「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」「東京バンドワゴン〜下町大家族物語」(日本テレビ)、「ハングリー!」(関西テレビ)、「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日)など。映画脚本に『デトロイト・メタル・シティ』『カイジ~人生逆転ゲーム』『プール』『宇宙兄弟』、舞台脚本に『青年Kの矜持』『この声をきみに~もう一つの物語~』など。

監督の代表作に、映画『プール』『ネコナデ』など。

最新作はNHK大河ドラマ「青天を衝け」。大河ドラマの執筆は今回が初。


コメント

高校時代は卓球部でした。翠翔祭や体育祭(緑組)で、みんな力を合わせてひとつのものを作り上げる喜びを知り、その感動を味わい続けたくて、今でも懸命に仕事をしている気がします。高校時代の思い出や友達は、永遠に私の宝物です。


青天を衝け

執筆中にコロナ渦となり、春からの予定だった撮影も延期となり、ドラマの行く末はもちろん「この先、世界はどうなるのだろう」と思いながら執筆を続けておりました。2月14日にようやく放送を開始することが出来て、ホッとしつつも身の引き締まる思いです。

主人公の渋沢栄一さんが生きた、幕末から昭和にいたるめくるめく時代。
翠嵐会の皆様にも、その時代を共に一緒に生きているような感覚でご覧いただけましたら大変うれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。 大森美香より

放送:日曜日 NHK総合午後8時 NHK-BSプレミアム/NHK-BS4K午後6時 (再放送)土曜日 NHK総合午後1時5分
【作】大森美香 【音楽】佐藤直樹 【主な出演者】吉沢亮
小林薫 和久井映見 村川絵梨 藤野涼子 高良健吾 成海璃子 田辺誠一 満島真之介 橋本愛 岡田健史 平泉成 朝加真由美 竹中直人 渡辺いっけい 津田寛治 草なぎ剛 堤真一 木村佳乃 平田満 玉木宏/吉幾三 渡辺大知 上白石萌音 峯村リエ 美村里江 川栄李奈 岸谷五朗 大谷亮平 佐戸井けん太 中村靖日 要潤 小池徹平 手塚理美 手塚真生 酒向芳 板橋駿谷 山崎銀之丞 藤原季節 原日出子 モーリー・ロバートソン/磯村勇斗 深川麻衣 中島歩 板垣李光人 遠山俊也 波岡一喜 池田成志 博多華丸 石丸幹二 徳井優 菅原大吉 水上竜士 尾上右近 山内圭哉 奥田洋平 金井勇太 渡辺徹/北大路欣也/ディーン・フジオカ 町田啓太(出演発表順)


あさが来た

NHK朝の連続テレビ小説初の、幕末からスタートの物語です。

江戸末期から明治大正という混沌の時代に、炭鉱、銀行、生命保険など次々と会社を立ち上げ、後年には日本初の女子大学設立にも尽力した女性起業家のパイオニア・広岡浅子さんをモデルに、決して戦うのではなく柔らかな力で道を切り開いていった楽しい女性・あさの人生を、運命の許嫁であった夫や、個性豊かな家族、歴史に名を遺した偉人たちとの交流を絡めて描きます。
十年ぶりの朝ドラ執筆に身の引き締まる想いです。どうぞご期待ください。

原案:古川智映子「小説 土佐堀川」

主な出演:波瑠、玉木宏、寺島しのぶ、升毅、林与一、柄本佑、ディーンフジオカ、友近、風吹ジュン、萬田久子、辰巳琢郎、近藤正臣、宮﨑あおい、他 2015年9月~2016年4月放送