2年連続 「美なりや翠嵐」!応援ありがとうございました

ようやくすべての制限が撤廃されての開催となった第105回全国高等学校野球選手権神奈川大会が、167チームの参加により7月7日に開幕いたしました。

我が母校野球部は、7月9日等々力球場で、県立川崎高校・幸高校連合チームとの今夏の初戦1回戦を迎えました。今大会では、20校が5つの連合チームを編成して出場しています。少子化と野球部員減少を背景にした制度ですが、母校野球部はいつまでも単独チームで出場して欲しいものです。

1回表、翠嵐三者凡退のあと、1回裏にいきなり三連打で2点を失いました。連合チームとは言え、上位打線とキレのいいボールを投げるエースを中心にしたセンターラインは手ごわく、スタンドにも緊張が走りました。ようやく打線がつながり、4回に追いつき、5回に突き放すも、連合チームも翠嵐エース石田君に食い下がり6回を終わって5対5のイーブン、ヒリヒリするような展開でした。そして8回表ついに翠嵐打線が爆発、複数の長打に相手の失策が絡んだこともあり、7点を上げたあと、ダメ押しのスクイズが見事に決まり8点差。そして迎えた8回裏は鮮やかな併殺でゲームセット!13対5のコールドゲームとなりました。「美なりや翠嵐」がグラウンドに流れ、スタンドに詰めかけたOB/OGは保護者会・現役生徒の皆さんと、声高らかに歌いました。石田君の熱投と4打点をあげた主将松谷君をはじめとした打線の力は見るべきものがありました。

2回戦は7月12日、炎熱燃ゆる横浜スタジアムで、第1シードの横浜隼人高校との顔合わせとなりました。エース石田君は立ち上がりから緩急を駆使、強力打線を翻弄しましたが、4回と6回に4点ずつを献上、一方打線は4投手から2安打に抑え込まれて、7回コールドゲーム、0対8で母校の夏は幕を閉じました。地力の差と言ってしまえばそれまでですが、チーム全員全力で強豪校に立ち向かってくれました。

両日ともに50名を超えるOB/OGが詰めかけ、また現役にとどまらない保護者会の方々、ブラスバンドを始めとした現役生徒の皆さんから多くの声援をいただき、現役諸君は、この環境で大好きな野球をできる幸せを感じたことでしょう。76回の10名の選手諸君、また一人でチームを支えてくださったマネージャーの池邊さん、ありがとうございました。ひとまず少しはホッとしてから、新しいステージへ向けて奮闘してください。きっと皆さんなら乗り越えて行かれることでしょう。来春、OB会新メンバーとしてお迎えするのを楽しみにしつつ、新チームに期待を寄せ、変わらず声援を送り続けたいと思います。

末筆になりましたが、ご指導くださった臼井先生・吉水先生をはじめ学校関係者の皆様、ありがとうございました。