あと一歩で初優勝を逃す!ツースリークラブOB野球対抗戦

翠嵐・希望ヶ丘・緑ヶ丘・平沼・立野の5校、旧横浜ナンバースクールの野球部OB会は、「ツースリークラブ」と称し交流を図っている。その秋のイベント「野球対抗戦」は、昨年2週連続の台風接近で中止、2年振りに横浜平沼高校グラウンドで開催された。

 秋晴れの10月28日、くじ引きにより準決勝からスタートの我選手団は、開催校であり、前回優勝の宿敵横浜平沼高校との対戦。初回から1死2・3塁、2回は無死満塁で無得点と切歯扼腕の攻撃。一方、ディフェンスは、2回にはショート相澤(33回)~セカンド和気(38回)の見事な併殺、3回には最若手松田(59回)がセンター前の打球を勇躍ファーストへレーザービーム、センターゴロ補殺を記録、どちらもベンチから喝采が送られた。3回表、ついに山本(43回)と高橋(33回)の鮮やかな連打で待望の先取点。その間、投手陣は高畠(46回)~相澤のリレーで、3回まで平沼を打者9人ノーヒットに抑える快投、追加点が待たれる展開となった。4回表にも逸機があったその裏、突然平沼打線が相澤に襲いかかり、ついに1対2と逆転を許す。最後の攻撃5回表。高畠と高橋が出塁するも2者が三振を喫し2アウト、万事休したかというその瞬間、5番篠田寛(38回)が初球のストレートにバットを一閃、打球は見事なラインドライブを描いて中堅手の遥か頭上を越え、2走者が相次ぎホームイン。乾坤一擲の逆転三塁打となった。直後に相手の失策で1点を追加、4対2から5回裏はクローザー山本が2三振とセカンドゴロで完璧に締めくくり、翠平戦は我軍が凱歌をあげた。

 決勝戦は横浜緑ヶ丘高校。平沼戦に続いて先攻の1回表、先頭打者松田はラッキーな振り逃げから盗塁、3番高橋のこの日2本目のタイムリーで幸先よく先制する。3回は高橋・篠田寛と寛の兄篠田聡(35回)の3安打を集め2点目。その裏四死球で1点を返されるも2対1でリードのまま最終5回裏緑ヶ丘は下位打線からの攻撃。先頭打者のボテボテゴロに、まさかのこの日初めての失策、そして2死球で無死満塁と絶体絶命のピンチを迎えてしまったが、2番3番を連続してファーストゴロで本塁封殺、2アウト。いよいよ初優勝まであと一人。ベンチも固唾を飲んだその時、低めへの高速スライダーがショートバウンドしてキャッチャーミットを弾き、ついに同点。そして…(スコアブックも記す余裕もなく)何球目か、緑ヶ丘4番バッターの詰まった打球がレフト前にポトリと落ちた。2対3、決勝戦サヨナラ負けの顛末でした。

 残念ながら、また夢は来年に持ち越されたが、今年の選手団、特に4投手とディフェンスは間違いなく5校ナンバーワン。惜しむらくは、2試合で残塁20を数えた決定打不足か。しかし2試合ともスリリングでドラマチックな展開、また実に清々しい戦いぶりで感動的ですらあった。

井川主将(32回)、そして皆様お疲れ様でした。練習のためグラウンドを使わせていただいた、母校と母校野球部にここで御礼を申し上げます。

記事中で紹介できなかった出場選手:西川(29回)・横越(32回)・佐久間(33回)・北山泰宏(34回)・山口(36回)  控え選手と応援団:石川(5回)・小林(7回)・後藤(13回)・杉浦/二川(16回)・佐々木(20回)・那谷屋(28回)・白倉(24回)