3年ぶり「美なりや翠嵐」!応援ありがとうございました
3年ぶりにほぼ制限のない開催となった第104回全国高等学校野球選手権神奈川大会が、170チームの参加により7月9日に開幕いたしました。
我が母校野球部は、7月14日、いせはらサンシャインスタジアムで、1回戦を勝ち上がってきた県立城郷高校との今夏の初戦を迎えました。木村颯太君の熱投とバックの堅守で1失点に押さえる一方で、こちらも初回の佐藤大地君の先制タイムリー後は相手エースに手こずっていました。重苦しい展開の中、ついに8回裏、松田悠希君が仕掛けた果敢な三盗に相手捕手が動揺の低投、松田君が生還して2対1で勝利いたしました。コロナ対策として録音テープによるものとはいえ、3年ぶりに「美なりや翠嵐」がグラウンドに流れ、スタンドに詰めかけたOB/OGは口パクで合わせながら感動を噛みしめました。
3回戦は7月17日、藤沢八部球場で、強豪第3シードの県立相模原弥栄高校との顔合わせとなりました。翠嵐投手陣、先発は林慧太君、3回から2年生左腕石田航生君へリレー、必死に防戦するも、徐々に相手の打線が力を発揮、最後は島瀬大誠君が締めるも、合計10失点。5回表は2年生大迫広明君の見事なレフト前ヒットが出るも、後続を断たれてゲームセットとなりました。この日は日曜日でもあり、スタンドには高校7回卒業の小川・小林両大先輩から今春卒業の74回まで、50名を超えるOB/OGが詰めかけました。また現役にとどまらない保護者会の方々、ブラスバンドを始めとした現役生徒の皆さんから多くの声援をいただき、現役諸君は、この環境で大好きな野球をできる幸せを感じたことでしょう。
高校75回10名の皆さんは、入学時からずっとコロナに悩まされながらも、最後の夏までチームを牽引、我々は3年ぶりの校歌を聞くことが叶い、本当に感謝しております。また同時にそれを支えてくださった保護者会の皆様、お疲れ様でした。今後は「勉強漬け」の日々が始まるかと思いますが、ひとまず少しはホッとしてから、新しいステージへ向けて奮闘してください。きっと皆さんなら乗り越えて行かれることでしょう。来春、新OB会メンバーとしてお迎えするのを楽しみにしつつ、新チームに期待を寄せ、大きな声援を送り続けたいと思います。
末筆になりましたが、ご指導くださった臼井先生・吉水先生、ありがとうございました。